2019年11月23日
アキッパ、ラグビーW杯時利用状況まとめ 駐車場単価が3.3倍 稼働率は100%に
駐車場シェアリングを手がけるakippa(アキッパ、金谷元気社長、大阪市浪速区)は、このほど終了したラグビーワールドカップにおける試合会場周辺の駐車場の利用状況をまとめた。
アキッパに登録された駐車場のうち、試合会場周辺では開催日の平均単価が、通常日に比べて平均約3・3倍=写真=になったという。周辺駐車場の稼働率もほぼ100%になった。
同社はこうした世界的な大型イベントで駐車場シェアリングが有効活用されたとみており、今後も新たな提携駐車場の開拓に力を入れていく。
アキッパではイベント開催時に、会場から徒歩30~40分圏内の駐車場を変動させる「ダイナミックプライシング」を導入している。ラグビーの世界大会の会期中、最も価格が上昇したのは通常550円に設定している駐車場が、6千円まで高騰した。同社は東京五輪など今後も世界規模のイベント開催が控えていることから、新たな駐車場開拓に力を入れ、利用者の利便性向上に努めていく考えだ。
日刊自動車新聞11月20日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | akippa㈱ |
対象者 | 一般,自動車業界 |
リンクサイト | ホームページ https://akippa.co.jp/ |