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2019年11月18日

アジア自動車シンポジウム16年の歴史に幕 京大・東アジア経済研究センター

京都大学・東アジア経済研究センターが2004年に始めた「アジア自動車シンポジウム」が16年間にわたる歴史の幕を閉じた。

9日に京都大学で、11日には同学東京オフィス(東京・丸の内)で、同シンポジウムをけん引してきた京大・塩地洋教授による最後の発表が行われた。

アジア自動車シンポは、文字通りアジアの自動車産業をテーマに産学官の有識者が集い開催してきた。中国での自動車産業の発展をはじめ11年には韓国・現代自動車を、12年からはインドネシアやミャンマーなどでの自動車産業発展の過程を、現地調査を交えながら検証する報告が相次ぎ行われ内外の注目を集めた。

同シンポ開催をけん引してきた京大大学院経済研究科の塩地教授が来年3月に退官することで、ひとまず幕を閉じることになった。

塩地教授は「日本の自動車産業においてもアジアへの理解貢献を果たしたのではないか」と話し、中国をはじめアジアでの自動車産業の発展と時を合わせた研究発表の場となったと述べた。

日刊自動車新聞11月14日掲載

開催日 2019年11月9日
開催終了日 2019年11月11日
カテゴリー 展示会・講演会
主催者

京都大学

開催地 京都府
対象者 大学・専門学校,一般,自動車業界