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2019年11月14日

日整連、全日本自動車整備技能競技大会 神奈川チーム優勝

日本自動車整備振興会連合会(日整連、竹林武一会長)は9日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「第22回全日本自動車整備技能競技大会」を開催した=写真。全国の自動車整備振興会から51チーム102人が出場。総合優勝には神奈川チーム(渡辺優樹さん、池田誠司さん)が輝いた。

同競技大会は全国の整備工場で活躍する整備士の技能向上を促し、職責に対する誇りと励みを与えるとともに、整備士の相互交流を図ることなどを目的に隔年で開催している。

1977年に第1回大会を行い、今回で22回目を迎えた。競技は各整備振興会の予選入賞者や推薦を受けた2人が代表選手として出場。実技、基礎、アドバイザー競技の3種目を行い、総合得点を競い合った。
実車競技はトヨタ自動車「シエンタ」を使用。1年定期点検整備をベースにした点検整備と故障診断を行った。

基礎競技は点検整備に必要な一般的な技能について審査。ロールプレーイングのアドバイザー競技はユーザーへの問診や応対、結果説明ついて、的確な対応ができているかを評価した。
竹林会長は開会式で「自動車整備業界はカードクターとしてお客さまの抱える問題に的確に対応し顧客満足の高いサービスを提供することが求められている。選手諸君は都道府県を代表する整備士という誇りをもって、日頃培われた実力を遺憾なく発揮してほしい」と出場選手を激励した。

大会結果は次の通り。(敬称略、カッコ内はチーム名)
▽優勝=渡辺優樹、池田誠司(神奈川)▽準優勝=北山修、植本健裕(釧路)▽3位=入江朋哉、中嶋清(兵庫)

日刊自動車新聞11月12日掲載

開催日 2019年11月9日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

日本自動車整備振興会連合会

開催地 東京ビッグサイト
対象者 中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界
リンクサイト

日整連HP 第22回全日本自動車整備技能競技大会成績表

https://www.jaspa.or.jp/Portals/0/resources/jaspahp/files/result_20191109.pdf

全日本整備技能大会 国交相が視察

赤羽国交相が競技大会を視察―。日本自動車整備振興会連合会(日整連、竹林武一会長)が9日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催した第22回全日本自動車整備技能競技大会に赤羽一嘉国土交通大臣が来賓として訪れ、選抜選手による熱戦を視察した=写真。現職の国交相が視察するのは、石井啓一前大臣に続き2回目。

 日整連の竹林会長と木場宣行専務理事が付き添い、外部故障診断機(スキャンツール)を使った作業が増えている業界動向などについて説明した。赤羽大臣は出場選手に対する応援の多さに驚き、会社や同僚など多くの人が選手を支えていることに感銘を受けていたという。