自動車産業インフォメーション

トヨタ・ダイハツの新型SUV事前受注、ライズ6500台 ロッキー3500台 ともに目標大幅に上回る

2019年11月9日

㊧ロッキー㊨ライズ

トヨタ自動車とダイハツ工業が5日発売した小型SUVの新型車「ライズ/ロッキー」の事前受注台数は、両モデルを合わせた月販目標の6割超に当たる計1万台にのぼることが明らかになった。

トヨタのライズは月販計画4100台に対し6500台。ダイハツのロッキーは同2千台に対し3500台と、それぞれ目標を大幅に上回る受注を獲得している。両陣営では新たなジャンルのSUVに位置付けており、今後、全国規模でのイベント開催やディーラーの店頭への誘引など訴求活動を強化する計画。供給拡大にも取り組んでおり、さらなる販売増にも弾みをつける。

トヨタではライズの展示車もしくは試乗車を、系列ディーラー各社のすべての拠点に導入していく計画。SUVでこうした体制を整えるのは珍しいという。これは同社として小型SUV市場をリードしていく思いも裏付ける。店頭で、新型車と多くの顧客との接点を増やしていくことにより、ライズに関心を持つユーザーを増やしていく考えだ。

一方、ダイハツでは今週末、東京・六本木で一般ユーザー向けの大型イベントを実施する。パッケージングや先進安全機能などのロッキーの特徴や機能について、実車だけでなく、スマートフォンの拡張現実(AR)アプリも活用して分かりやすく紹介していく。加えて、同様のイベントを全国のすべてのダイハツ系列ディーラーでも開く。それぞれの地域の商業施設などで、実車やアプリを使ってロッキーの魅力をアピールしていく。

5ナンバーボディーの小型SUVの国内展開は、両陣営にとって約3年ぶりだが、トヨタやダイハツのディーラーからの評価も上々だ。新型車は従来モデルの「ラッシュ/ビーゴ」の後継車には位置付けてはいないものの、ディーラー各社での保有も十分にあり、代替母体としても期待できるためだ。新規ユーザー開拓と並行して代替提案も増やし、受注の取りこぼしを防いでいく考えだ。

 

タントに採用した新技術に加え、ジェイテクト製電子制御式カップリング機構を用いた4WD構造を新開発し、最適なトルク配分を行い、安定した走行性能につなげる。外観にはロッキーとライズにそれぞれのブランドのイメージを反映したほか、いずれも専用色を設定し、ダイハツ車とトヨタ車の棲み分けを図った。

また、次世代技術では運転支援システム「スマートアシスト」に死角領域の車両や後方を横切る車両を検知し、ミラーインジケーターの点滅やブザー音で注意喚起する新機能を追加。ダイハツ初となるコネクテッドサービス「ダイハツコネクト」も採用した。同サービスは、車載通信機を使用せず、スマートフォンの通信を使用することにより、価格帯を抑えた点が特徴だ。

価格はロッキーが170万5千~242万2200円、ライズが167万9千~228万2200円(消費税込み)。ダイハツの滋賀竜王工場で生産する。

日刊自動車新聞11月6日掲載

開催日 2019年11月5日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

トヨタ自動車㈱、ダイハツ工業㈱

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

ダイハツニュースリリース

https://www.daihatsu.co.jp/lineup/rocky/index.htm

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