2019年11月1日
JDパワー 2019年ナビ顧客満足度調査 モニターでの創意工夫に評価 アルパインが8年連続1位
JDパワージャパン(山本浩二社長、東京都港区)は25日、市販ナビゲーションを対象とした「2019年日本ナビゲーションシステム顧客満足度調査」の結果を発表した。市販ナビ業界全体の顧客満足度は昨年と比べて向上し、ブランド別ではアルパインが8年連続で1位となった。
同調査は毎年実施しているもので、今回が13回目。総合的な顧客満足度に影響を与えるファクターを設定して、それぞれの詳細評価項目に関するユーザーの評価を基に総合満足度スコアを算出した。
市販ナビ全体での総合満足度平均スコアは、前年比18㌽増となり、業界平均スコアは623㌽(1千㌽満点)だった。
ファクター別でもすべてで顧客満足度が向上した。最も高い評価となったのが「モニター」で、前年比23㌽増の639㌽だった。JDパワーオートモーティブ部門の川橋敦シニアディレクターは、「ディスプレイの大型化や視認性向上など各社の磨きのかかった創意工夫が見られた」と指摘する。
次いでスコアが高かったのは、「デザイン・質感」(同18㌽増の636㌽)、「音楽や映像関連機能・性能」(同16㌽増の624㌽)、「各種機能・アプリ、サービス」(同25㌽増の619㌽)、「ナビゲーション機能・性能」(同16㌽増の619㌽、前年比プラス16㌽)だった。
ブランド別の顧客満足度ランキングで1位だったアルパインは、全ファクターでランキング対象ブランド中、最も高い評価を獲得した。2位はパイオニア(625㌽)、3位はパナソニック(613㌽)だった。
同調査は7月にインターネットで行った。調査対象は17年4月~19年3月に市販ナビを購入したユーザー。回答者数は2104人だった。
日刊自動車新聞10月29日掲載
開催日 | 2019年10月25日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | JDパワージャパン |
対象者 | 一般,自動車業界 |
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