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2019年10月31日

JDパワー2019年日本自動車耐久品質調査 業界全体として品質改善進む

JDパワージャパン(山本浩二社長、東京都港区)は、「2019年日本自動車耐久品質調査」の結果を発表した。

ブランド別ランキングの総合1位は2年連続でレクサスが獲得した。

2位にトヨタ自動車、3位にスズキが続いた。14ブランド中、業界平均を上回ったのは上位3ブランドとホンダの4ブランドだった。

総合不具合指摘件数は、前年と比べて3㌽減とわずかながら改善し、業界全体として耐久品質の改善は進んだ。一方で、ブルートゥース接続など特定領域での不具合指摘件数が増えたことも判明した。

不具合指摘を分野別にみると、「外装」と「エンジン/トランスミッション」のほか、8分野中6分野が前年と比べて不具合指摘件数が減少した。その半面、前年より装備率が大幅に上昇した車載ブルートゥースによる「携帯電話/オーディオ接続機能」の不具合指摘件数は0・4㌽増えた。「エンジン/トランスミッション」においても、エンジンタイプ別でみるとディーゼルエンジン車の不具合指摘件数が増加した。詳細項目としては、「エンジン警告灯が点灯」「排気系の不具合など」の不具合指摘が増えた。

日刊自動車新聞10月28日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

㈱JDパワージャパン

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

ニュースリリース

https://japan.jdpower.com/ja/press-releases/2019_Japan_Vehicle_Dependability_Study