日本自動車販売協会連合会（自販連）佐賀県支部（前田博憲支部長）はこのほど、佐賀県内の３会場で「安全運転サポートカー（サポカー）体験会」を開催した。各地域の高齢者ら約１３０人が参加し、最新の安全技術を搭載したサポカーの機能を体験した。

体験会は佐賀市の大和勤労者体育センターと伊万里市の自動車学校、鹿島市の自動車学校の３カ所でそれぞれ実施。自販連佐賀県支部の会員であるスズキ自販佐賀と佐賀トヨペット、佐賀日産が各担当会場にサポカーを持ち込み、高齢者らに自動ブレーキや誤発進防止装置などの機能を丁寧に説明した。参加者はサポカーに同乗し、説明を受けた最新の安全機能を実際に体験した。

佐賀県支部と佐賀県警は昨年１２月に「サポカーの普及啓発活動等に関する覚書」を締結。その活動の一環として、県内各地で体験会を開いており、開催回数は今回の３会場を含め７回となった。今後も県警と協力しながら体験会を開き、高齢者をはじめ県民の交通事故防止に向けて、サポカーの普及啓発活動を積極的に展開していく。

日刊自動車新聞10月18日掲載