2019年10月22日
JAF、横断時一時停止調査で8割以上の車両が歩行者を優先せず
日本自動車連盟(JAF、藤井一裕会長)が実施した「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」で、一時停止した車両の割合が17・1%にとどまることが分かった。
前年の調査に比べ8・5㌽増と倍増したものの、80%以上の車両が歩行者を優先しない実態が明らかになった。
また、都道府県別でみると大きな差が出ており、最も高かった長野県は68・6%と過去最高を更新した一方、最も低い青森県は4・4%だった。JAFでは横断歩道における歩行者優先の交通ルールの啓もうに力を入れ、交通事故の抑止につなげる考えだ。
同調査は8月15~29日の平日10~16時に行った。各都道府県で信号機のない横断歩道を2カ所ずつピックアップ。JAFの職員が横断歩行者となり、1カ所当たり50回を横断して調べた。調査台数は計9730台。このうち、歩行者を優先して一時停止した車両は1660台だった。
日刊自動車新聞10月18日掲載
開催日 | 2019年8月15日 |
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開催終了日 | 2019年8月29日 |
カテゴリー | 交通安全,白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 日本自動車連盟 |
対象者 | キッズ・小学生,中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界 |