2019年10月20日
平日のセミナー増に水性塗料コース追加 ロックペイント、教育体制を強化
ロックペイントは、埼玉県や愛知県など全国7カ所に分布する板金塗装工場向けの研修センターでの教育体制を強化する。顧客の要望に合わせて平日開催のセミナーを増やすほか、次世代型クラウドを用いた調色支援システム「ドクターロック」や水性塗料の取扱回数を増やす予定だ。
今期中には研修センターの改革に取り組み、アフターサービスを強化することで顧客満足を向上させる。 同社では従来週末を利用して板金塗装工場向けに塗装技術などのセミナーを開催していたが、働き方改革の観点から平日の開催に切り替えてほしいとの声が顧客から多く挙がっていることを受け、今期からセミナーの改良を始める。水性塗料や調色システムもこれまでは顧客からの依頼を受けて工場ごとにセミナーを実施していたが、顧客からの問い合わせが増加しているため塗装セミナーの正式なコースに追加する。
板金塗装業界では事故減少に伴って補修用塗料の需要も減少している状態だ。塗料業界では先進運転支援システム(ADAS)搭載車両の増加によって今後はさらに事故発生率が低下するとの予測もある。同社はアフターサービスを充実させることで顧客満足度を向上させ、他社との差別化とシェアの維持に努めるねらいだ。
日刊自動車新聞10月17日掲載
カテゴリー | 展示会・講演会 |
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主催者 | ロックペイント㈱ |
開催地 | 全国7カ所の板金塗装工場向けの研修センター |
対象者 | 自動車業界 |