2019年10月20日
経産省/標準化テーマの調査開始/自動運転なども含む
経済産業省は、2020年度に実施予定の標準化テーマの調査を開始すると発表した。
先端技術や新サービスに関するルール整備が必要な分野、IoT(モノのインターネット)に関連した異業種間連携が必要なエリアについて、国際標準の開発を狙う。自動運転など自動車分野も含まれる見通し。メーカーや研究機関などから標準化テーマを募集し、来年の1月下旬以降に決定する予定。
経産省は国際標準(ISO/IEC)・国内標準(JIS)を開発する事業を実施している。日本主導で標準化できれば、メーカーにとっても技術開発がしやすくなり、国際競争力の強化にもつながる。国際標準化活動と日本産業規格(JIS)の制定・改正を進めている。
来年度も国際標準原案の開発・提案やJIS開発の事業を民間団体や企業に委託して行う。
11月8日まで標準化テーマについて事業者などから情報を受け付け、審議の上、来年1月下旬以降にテーマを決定する。新規・継続分を含めて100テーマ程度を選ぶ予定。
経産省は、来年度予算の概算要求で「戦略的国際標準化加速事業」で23億3千万円、省エネ関連の標準化事業で26億円を計上した。
日刊自動車新聞10月17日掲載
カテゴリー | 会議・審議会・委員会 |
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主催者 | 経済産業省 |
対象者 | 自動車業界 |