2019年10月16日
トヨタ、東京モーターショーにAI搭載車
トヨタ自動車は11日、人工知能(AI)や自動運転技術を搭載するコンセプトカー「LQ」=写真=を「東京モーターショー2019」の「フューチャーエキスポ」に出展すると発表した。
2017年に発表した「トヨタコンセプト・愛i(アイ)」を走行可能な仕様にカスタマイズした。20年に実施する自動運転レベル4相当の公道デモ走行で使用する。
LQにはAIエージェント「YUI」を搭載。赤外線カメラなどで検知した表情や動作からドライバーの感情や眠気を推定し、最適な会話や各種HMI(ヒューマンマシンインターフェース)を作動させることができる。コンテンツを充実させるため、パートナー企業とも連携しており、乗員の嗜好に応じた施設案内情報やドライブルートはJTB、ストリーミング音楽はAWAが協力。公道走行ではNTTドコモの5G基地局を使用する。
また、パナソニックと開発した無人自動バレーパーキングシステムやトヨタ紡織と開発した世界初の「覚醒・リラックス誘導機能付きシート」などの最新技術を搭載した。覚醒・リラックス誘導機能付きシートは内蔵した複数の空気袋や送風機能で覚醒度や快適性を高める技術。
今後、現時点で搭載されていない自動運転用のセンサーを設置するとともに、ナンバープレートを取得し、20年に公道で自動運転のデモ走行を実施する。
日刊自動車新聞10月12日掲載
カテゴリー | 展示会・講演会 |
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主催者 | トヨタ自動車(株) |
対象者 | キッズ・小学生,中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界 |
リンクサイト | トヨタ自動車、「新しい時代の愛車」を具現化した「LQ」を公表 |
TOYOTA、東京モーターショー FUTURE EXPOにて「MIRAI Concept」を初公開
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/29933431.html