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2019年10月15日

九州・沖縄地区上期、新車販売5・1%増 3年連続の増加

九州・沖縄地区の2019年度上期(4~9月)の新車販売台数は前年同期比5・1%増の31万2256台となり、3年連続で増加した。登録車、軽自動車ともに伸長した。沖縄のみ登録車が前年割れしたものの、軽の販売台数の増加がカバーし全県で新車総市場はプラスだった。新車販売に占める軽の構成比は前年同期と同水準の43・8%。県別では長崎の53・5%が最も高く、佐賀も50・5%と5割を超えた。

〈登録車〉
登録車販売台数は前年同期比5・0%増の17万5439台となり、5年連続で増加した。県別では佐賀と宮崎が2桁の伸長だった。昨年は16・0%増と大きく伸長していた沖縄のみ4・8%減とマイナスだった。車種別でみると、乗用車は普通が10・1%増、小型が1・0%減となり、全体で4・5%増だった。貨物は普通が17・2%増、小型が4・6%増となり、全体では9・2%増だった。

〈軽自動車〉
軽自動車販売台数は前年同期比5・2%増の13万6817台となり、3年連続で増加した。県別ではすべての県がプラスだった。車種別でみると、乗用車は3・8%増、ボンネットは109・5%増、キャブは2・8%増、トラックは4・1%増で全車種プラスだった。

9月の新車販売台数は前年同月比14・4%増の6万4321台となり、3カ月連続で増加した。登録車は15・0%増の3万5816台で3カ月連続で増加し、軽自動車は13・6%増の2万8505台で2カ月連続で前年を上回った。新車販売に占める軽の構成比は前年同月と比較して0・3ポイントマイナスの44・3%だった。

日刊自動車新聞10月11日掲載

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開催地 九州・沖縄地区