愛知県自動車会議所（山口真史会長）は１８、１９日の２日間、名古屋市の中区と熱田区にまたがる金山総合駅連絡橋イベント広場で「第１４回自動車なんでも無料相談所」を開設する。

同会議所の加盟団体や行政、関係機関などが参加。また、今回初めて後援に愛知県が加わった。両日とも来場者の車の疑問に答えるとともに、ゲーム感覚の交通安全ミニイベントや安全運転サポート車（サポカー／サポカーＳ）の紹介などの交通安全啓発活動、東海北陸地区の旅行の提案、車社会の健全な発展に役立てるアンケートなどを行う。

同相談所は健全な車社会の実現や、社会貢献、交通安全啓発、業界に対する消費者の理解を深めることなどを目的に毎年秋に開設している。様々なコーナーを設けて子供から高齢者まで様々な年代層が、楽しみながら車に関する多種多様な情報を取得できるようにしていることが特徴。また、来場者の相談には専門家の相談員を揃えたコーナーを設け、無料で対応する。

この相談員は、愛知運輸支局や自動車技術総合機構、軽自動車検査協会、自動車関係団体の役職員、弁護士が務める。自動車の適正な利用方法や、検査登録手続き、自動車関係諸税、交通事故・保険関係、運送事業など、消費者の自動車に関するあらゆる疑問や悩みを解消し、有益な情報を提供する場とする。

また、ミニイベントでは動体視力チェックや反射年齢チェック、交通安全ゲーム、顔写真入り反射キーホルダープレゼントを実施。子供連れの家族や若者も立ち寄りやすくする内容とする。さらにサポカー／サポカーＳの紹介では、来場者に正しい知識を得てもらうことを重視し、安全装置を過信せずに安全運転を励行することを呼び掛ける。

日刊自動車新聞10月10日掲載