2019年10月10日
自工会出張授業、スバル社長が電気通信大で
質疑に答える中村社長(左)と大拔専務
スバルの中村知美社長CEOは8日、日本自動車工業会の「大学キャンパス出張授業2019」として、電気通信大学(東京都調布市)で講演会を開いた。
「個性を磨き上げ、Differentな存在になる」をテーマに、世界シェア1%のスバルが他社と差別化するためにどのような技術を重視し、ブランド訴求をしているかについて語った。
学生からの質疑には、大拔哲雄専務執行役員CTO(最高技術責任者)とともに回答した。自動運転で完全自動運転を目指すかという学生からの質問には「我々はロボタクシーをつくろうとしているのではない。個人で所有する客にスバル車を届けたい。完全自動運転が技術的に成立しても、何千万円もしたら買ってもらえなくなる。そのバランスをみながらやっていく」(中村社長)と答えた。
日刊自動車新聞10月10日掲載
開催日 | 2019年10月8日 |
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カテゴリー | 展示会・講演会 |
主催者 | 日本自動車工業会、㈱SUBARU |
開催地 | 電気通信大学(東京都調布市) |
対象者 | 大学・専門学校,一般,自動車業界 |
リンクサイト | 自工会 大学キャンパス出張授業2019サイト スケジュールはこちらをご覧ください |
【開催案内】
このたび一般社団法人 日本自動車工業会は、各地の大学と連携し、会員メーカー各社の社長をはじめとした経営トップが若い世代の方々にクルマ・バイク、ものづくりの魅力を直接語りかける「大学キャンパス出張授2019」を実施します。
大学キャンパス出張授業は2013年度から実施しており、ご参加いただいた多くの若い方々からご好評を頂いております。
本年度も先端技術やグローバル戦略など幅広いテーマの授業を通じて、クルマ・バイクの魅力や楽しさ、日本のものづくりの重要性を伝えていきます。
この出張授業をきっかけに、一人でも多くの若い世代の方々にクルマ・バイクファンになって頂けることを期待しています。