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2019年10月12日

災害想定したエネルギービークル アイシン精機

アイシン精機はエネルギー・住生活分野にも進出しており、家庭用のガスエンジン・コージェネレーション(熱電併給)や燃料電池コージェネレーション、ガスヒートポンプエアコン室外機などを手がける。災害を想定した「エネルギービークル」は熊本地震が開発のきっかけになったという。熊本地震では、被災した子会社を支援するため、ガスエンジンなどを運んでシャワーを提供した。

その後、自走できるよう車両にガスエンジンや水タンクを架装し、現在の形になった。後部に二つのシャワールームがあり、1度の給水で25人分のシャワーを提供できる。まだ開発途上で、年内にも豊頃試験場を拠点に運用する。今後は、自治体を中心にエネルギービークルの存在を周知し、出動要請を受けられる体制を整えていく。

日刊自動車新聞10月9日掲載

カテゴリー 社会貢献
主催者

アイシン精機㈱

対象者 一般,自動車業界