2019年10月12日
アップル、超小型EVの販売本格化 直営全店に試乗車
アップルインターナショナルは、3月に日本国内の独占販売権を取得した中国製超小型電気自動車(EV)=写真=の販売を本格化する。
月内にも子会社のアップルオートネットワークが展開する自動車買取・販売「アップル」の直営12店全店舗に試乗車を配備し、受注活動をスタート。フランチャイズ(FC)店にも順次取り扱いを拡大し、立ち上がりの2年で500台の販売を計画する。
中国のEVメーカー・JIAYUAN(ジャアユアン)が製造した車両を「e―Apple(イーアップル)」の名称で販売する。全長224・5㌢㍍、全幅129㌢㍍、全高157㌢㍍、定格出力0・59㌔㍗の1人乗りで、道路交通法上の「ミニカー」として登録。日常の買い物や通勤、サードカーとしての利用を見込んでいる。
既に直営拠点数店舗には試乗車を配置しており、国内初披露となる東京モーターショー(24日開幕)までに直営全拠点に配備する予定。併せてセールスポイントや販売時の注意点などを営業スタッフにレクチャーする研修会も進め、販売体制を整備。希望するFC店にも販売ノウハウを展開していく。
家庭用100㌾電源による充電が可能で、充電走行距離は、鉛バッテリーで最大80㌔㍍(100㌾による充電時間6~8時間)、リチウムイオンバッテリーで最大120㌔㍍(同4~6時間)を確保した。車体色は6色。価格はオープン価格で、実勢価格はエントリーモデルの鉛バッテリー仕様で90万円(税抜)前後になるとみられる。
日刊自動車新聞10月9日掲載
開催日 | 2019年10月3日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | アップルインターナショナル㈱ |
対象者 | 自動車業界 |