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2019年10月10日

国交省、タカタ製エアバッグ リコール未改修車両の措置拡大

国土交通省は8日、タカタ製エアバッグのリコール改修を促進するため、未改修車両を車検で通さない措置の対象を2020年5月1日から順次拡大する対策案を発表した。

現在の措置は11年3月31日までに製作した車が対象だったが、新たに同年4月1日以降の車も含み、製作から9年を超えるごとに自動的に車検停止の対象にする。同日から1カ月間パブリックコメントを実施し、12月にも道路運送車両法に基づく告示を改正する。施行は来年5月から。

現在の措置(第1クール)は、11年3月31日までに製作した車が対象で、18年5月1日から車検で通さない。対象台数は97車種21万台。

新たな措置案は、11年4月1日以降に製作した車も対象にする。第2クールは11年4月1日から13年3月31日に製作した車で来年5月1日から車検停止する(対象台数36万5千台)。以降、第4クール(製作日は17年3月31日まで)にわたって対象を拡大する。

日刊自動車新聞10月9日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

国土交通省

対象者 一般,自動車業界