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自動車産業インフォメーション

2019年10月7日

JDパワー 純正ナビ顧客満足度調査 コネクテッド機能強化など評価 CASEの役割担う重要な装備

JDパワージャパン(山本浩二社長、東京都港区)は3日、自動車メーカー純正ナビゲーションシステムの顧客満足度調査の結果を発表した。コネクテッド機能をはじめ、ナビゲーション機能、音楽、映像関連機能などが強化されたことで純正ナビ全体の満足度が高まった。


新車購入1年以内のユーザーを対象にメーカー純正ナビの満足度を調査し、1千点満点で評価した。全体平均を示す総合満足度平均スコアは、2008年の調査開始以来初めて600㌽を獲得した。

セグメント別では、ラグジュアリーブランドが638㌽と前年調査と比べてスコアを27㌽伸ばした。項目別にみると「モニター」や「操作性」の満足度向上が目立った。ブランドごとにみると「レクサス」が8年連続の1位を獲得し、調査項目のすべてでトップの評価を獲得した。輸入車ブランドも、各社が強化したコネクテッドカー化が評価され、前年の調査よりも大きく満足度を高めた。

量販ブランドは平均スコアが598㌽と前年調査比27ポイント増。項目別では「機能・アプリ、サービス」の伸びが目立った。ブランドごとにみると、トヨタが全項目で最高評価を獲得し、2年連続の1位。国産ブランドでは、ナビゲーション機能に加え、音楽や映像関連機能・性能のスコアがアップした。

同社は「ナビゲーションシステムは役割や機能が大きく拡大しており、通信装備を搭載するコネクテッドカー化が進んでいる。CASEの役割の一部を担う重要な装備として今後も発展する」としている。

開催日 2019年10月3日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

(株)J.D. パワー ジャパン

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

ニュースリリース 

https://japan.jdpower.com/ja/press-releases/2019_japan_navigation_systems_customer_satisfaction_index_study_oem