2019年10月7日
日産、コスト10分の1 成形技術を開発
日産自動車は2日、金型を使用せずにボディパネルを成形する生産技術を開発したと発表した。金型やプレス設備を必要としないため、100枚程度の少量生産であればコストを10分の1程度に抑えられるほか、生産開始までの時間も短縮できる。旧型車の補修部品などの需要を見込んでおり、早ければ11月にも商用化に乗り出す。
新たに開発した技術は「対向式ダイレス成形」で、棒状の工具を取り付けたロボット2台が両面からパネルを徐々に変形させる。ロボットに取り付けた工具でパネルを成形する工法は既存技術だが、二つの工具を連携制御する技術を開発し、より複雑な形状の成形を実現した。
日刊自動車新聞10月3日掲載
開催日 | 2019年10月2日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 日産自動車(株) |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | ニュースリリース ボディパネルの少量生産に対応した技術「対向式ダイレス成形」を実用化 https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-02fc9f3583eed43f7ac1d7b3d8002e83-191002-01-j |