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2019年10月4日

富山トヨペットとKDDI、大規模災害想定し合同訓練

富山トヨペット(木村正人社長)とKDDIは9月5日、富山トヨペットGスクエア本店(富山市)で大規模な災害を想定した合同訓練を実施した=写真。合同訓練では、富山トヨペットが同店に設置している電動車両からの給電やLPガスの自家発電装置の機能の確認、KDDIが携帯電話が不通の際に使用する通信設備などをそれぞれ確認した。 合同訓練は、9月が防災月間であり、万が一の事態に備えた富山トヨペットの取り組みに対してKDDIが実施を要請し、実現した。両社のスタッフなど10人ほどが参加した。この日は富山市内を震源とする震度5強の地震で①携帯電話が不通②神通川、井田川の橋と堤防の被害により付近の住民に避難勧告―の想定で実施した。

富山トヨペットはプリウスPHVから店舗の給電設備にケーブルを接続し照明を点灯させるデモンストレーションとLPGによる自家発電装置を使う訓練を実施した。一方、KDDIは被災地における通信手段として車載型無線基地局と避難所支援で使用する衛星携帯電話、無料充電サービス、無料Wi―Fiサービスキットの設置と機能の説明を行った。 富山トヨペットの中川弘総務部次長は「自然災害はいつ起こるか分からない。いつ起こっても対応できるように訓練を重ねていきたい」と話した。

富山トヨペットでは、同店とGスクエア高岡中央店(高岡市)の2店舗を災害時に地域住民の避難所として活用する地域防災店舗としている。また、両店を災害時の緊急避難場所として使用する協定を富山市、高岡市とそれぞれ締結している。

開催日 2019年9月5日
カテゴリー 社会貢献
主催者

富山トヨペット㈱、KDDI

開催地 富山トヨペットGスクエア本店(富山市)
対象者 一般,自動車業界