2019年10月4日
交通事故死削減へDVD教材 埼玉販協が独自監修・編集/会員本社・全拠点に配布
埼玉県自動車販売店協会・日本自動車販売協会連合会(自販連)埼玉県支部(茂木喜明会長・支部長)の総務・交通安全部会(吉澤裕部会長=埼玉スバル社長)は、交通事故死削減対策の強化を目的に、事故映像を分析したDVD教材を会員販社58社(賛助会員含む)の本社と全拠点に配布する。
同販協・同支部は一昨年、飲酒運転撲滅のDVDを希望した会員販社に貸し出したが、今回はDVDを計960枚配布する。収録された映像は、ドライブレコーダーに録画された実際の交通事故のもので、独自に監修し編集した。収録件数は5件で録画時間は15分。事故の当事者からの対策と反省も収録されている。
DVDの配布時期は10月上旬の予定で、映像は事務所内およびショールームで放映する。一昨年は主に社員を対象に交通安全の普及としていたが、今回は従業員だけでなく、ショールームに来店したユーザーにも実際の映像を見てもらうことで、交通事故を未然に防ぐ高度な安全運転技術を広く浸透させる考えだ。
同販協・同支部では、6月の大型車部会研修会でドライブレコーダーの映像を活用した交通安全運転研修を実施し、参加者らからその効果を検証している。その時は大型車の事故映像だったが、今回は登録車の事故映像で編集した。制作はディ・クリエイト(上西一美社長、東京都港区)が請け負った。
日刊自動車新聞10月1日掲載
カテゴリー | 交通安全 |
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主催者 | 埼玉県自動車販売店協会、日本自動車販売協会連合会 |
開催地 | 埼玉県 |
対象者 | 一般,自動車業界 |