日刊自動車新聞社がまとめた８月の中古車登録・届け出台数は、前年同月比３・５％減の５１万４８２５台となり、２カ月ぶりのマイナスに転じた。登録稼働日が前年同月と比べて２日少なかったことが影響し、登録、届け出ともに減少した。ブランド別でも軒並みマイナスだった。

日本自動車販売協会連合会（自販連）が１１日に発表した中古車登録台数（既報）と、全国軽自動車協会連合会（全軽自協）が２５日に発表した軽自動車中古車販売台数を集計した。中古車登録台数は、バスを除くすべての車種が前年同月を割り込み、特にトラックの落ち込みが前年同月比５・０％減と目立った。

軽自動車の中古車販売台数は、３カ月ぶりのマイナス。車種別では、貨物車が同８・５％減と落ち込みが大きく、乗用車が２・８％減だった。ブランド別ではトヨタと日産がプラスだったものの、このほか６銘柄はマイナス。特にスバルと三菱が２桁減となった。

日刊自動車新聞10月1日掲載