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2019年10月2日

東京・大田区で高校生向け、中小企業ものづくりイベント

大田工業連合会青年部連絡協議会(関英一委員長、東京都大田区)は27日、都立六郷工科高等学校(佐々木哲統括校長、同)と共同で、地元中小企業が高校生に向けてものづくりの面白さと仕事のやりがいを発信するイベント「マッチングセッションOTA2019」を大田区産業プラザで開催した。

21社が出展し、同校の1、2年生約330人が来場。プロフィールの登録なしで生徒が自由に中小企業の話を聞ける場を提供して中小企業に対する理解を深め、大手企業に向きがちな仕事選びの視野を広げてもらうことが狙い。
従来の会社説明会とは一線を画す取り組みとする。中小工業団体と高校がこうしたイベントを共催するのは全国初となる。

佐々木統括校長は「日本のものづくりを支える中小企業にはさまざまな仕事、製品があるが、訪問社数に限りがあるインターンシップだけでは生徒は魅力をつかみきれない」と考え、複数の中小企業と生徒が一堂に会しコミュニケーションを深める場を設けた。

同協議会の関委員長は、自らが経営する関鉄工所のブースに立ち「生徒らの眼差しが真剣そのものだった。こちらももっと説明してあげなければという気持ちになった」と、さらなるコミュニケーションに力を入れていく姿勢を述べた。

日刊自動車新聞9月28日掲載

開催日 2019年9月27日
カテゴリー 社会貢献
主催者

大田工業連合会青年部連絡協議会

開催地 大田区産業プラザ
対象者 中高生,一般,自動車業界