2019年10月1日
東北運輸局、外国人旅行者の満足度アップへ釜石でMaaS実験
東北運輸局は20日、訪日外国人旅行者の受入環境整備の一環として、岩手県の三陸・釜石地区インバウンド受入環境整備実証事業協議会と連携して、観光型MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)を活用した実証実験を開始すると発表した。
実証期間は、9月20日から11月25日までの約2カ月間で、同協議会の助言や協力連携を踏まえて、外国人旅行者向けの満足度向上を目指す取り組みを実施する。 同協議会は、三陸鉄道やトヨタレンタリース岩手などの交通事業者や観光・商業施設などの地域関係者で組織する。実証実験では、スマートフォンの専用アプリ「ノリアス(NORI―US)」を使用して、鉄道やバスの経路探索、レンタカーやレンタサイクルなどの予約、都市間バスや周遊パスなどの決済を行う。シームレスに移動し、キャッシュレス決済による交通と消費の向上を目指す観光型MaaSの仕組みを活用する。
今回の事業は、岩手県内陸部の盛岡・花巻地域と沿岸部の釜石地域との移動動線を踏まえた実証実験と位置づける。実験を通じて受入環境の課題や解決策などを抽出し、さらなる受入環境の向上に努めるとしている。
開催日 | 2019年9月20日 |
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開催終了日 | 2019年11月25日 |
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 東北運輸局 |
開催地 | 岩手県の三陸・釜石地区 |
対象者 | 自動車業界 |
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