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2019年9月30日

愛自販、献血活動参加率50%へ 下期、会員59社の労使が協力

愛知県自動車販売店協会(愛自販、小栗一朗会長)は毎年度下期(10~3月)に行っている「労使献血活動」の2019年度目標に献血活動参加率50%を掲げた。愛知県赤十字血液センター(愛知県瀬戸市)で開いた労使献血活動推進担当者会議で計画を説明。同献血活動の対象者は会員ディーラー59社の役員・社員と愛自販事務局の役職員で、県内約1千拠点・就業人口約2万人を有する自動車販売業界の労使が協力し、年間を通して献血者が少なくなる冬期を中心に活動を展開する。

1988年度にスタートした同献血活動は、愛自販と自動車総連愛知地方協議会、愛知県赤十字血液センターの3者が協力して毎年行い、今年度で32回目となる。期間中は地域ごとに選定したディーラー拠点に、同血液センターが献血会場を順次設け、会員ディーラーの労使がブランドや会社の垣根を越えて献血活動に参加する。

今回の推進担当者会議は、献血に対する各社の推進担当者の理解を深めることも狙った。当日は同血液センターの木下朝博所長と愛自販の伊藤敏男専務理事、自動車総連愛知地方協議会販売部門連絡会の宮路智行執行委員長が挨拶した後、前年度の献血活動実績の報告や今年度の献血活動計画・推進スケジュールの説明、献血会場設定の日程調整、DVD研修などを行った。

さらに、会議終了後には希望者を募って同センターの施設見学会を実施。献血した血液を輸血用の血液製剤に調整して出荷するまでの検査、製剤、供給の各部門の作業工程を見学し、献血の必要性などを学んだ。

同献血活動の18年度実績は、献血実施者数(1人当たり献血量200㍉㍑ベース)が前年度比0・4%増の8801人となり6年連続で増加。全対象者の41・8%が参加した。19年度は献血実施者数の増加が続いていることから、参加率50%の高い目標を設定。愛自販は10月の社長連絡会で各社に参加協力の要請も行い、目標達成を目指す。

血液センターの見学も行い献血活動に協力する意識を高めた

日刊自動車新聞9月26日掲載

カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

愛知県自動車販売店協会

対象者 一般,自動車業界