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2019年9月27日

静岡工科自大、静岡カーフェスティバル開催 過去最高5000人が来場

静岡工科自動車大学校(岡部剛校長)は15日、静岡市清水区の清水マリンパークイベント広場とエスパルスドリームプラザ1階海側デッキ緑地の2会場で「静岡カーフェスティバル2019」を開催した。家族連れや同校の卒業生など約5千人と過去最高の人数が来場し、二輪車・四輪車や自動車整備の仕事の楽しさに触れた。 同イベントは、県内の新車ディーラーなど自動車業界の協力で子供らに二輪車・四輪車の楽しさを感じる場を提供するとともに、来場者に対し自動車整備士を養成する同校の認知度を高めることを狙いに実施しているもので、今回で3回目の開催となる。これまで静岡市葵区の同校校内で行っていたが、今回初めて、学校外のイベント広場で実施した。

イベント当日は晴天に恵まれ、オープンと同時に親子連れを中心に多くの来場者でにぎわった。同校のブースには、今年8月に開催された学生フォーミュラ日本大会2019の出場車両を展示するなど来場者に学校の特長などを熱心にPRした。

出展した県内ディーラーは取り扱い車の展示をはじめ、自動車整備士の仕事の一端を体験できる企画や先進安全機能のPR、ゲームなどで車の楽しさに触れられるプログラムなどを実施。ネッツトヨタ静岡は昨年に引き続き、子供らがつなぎに着替えてタイヤ交換作業を体験する「キッズエンジニア」を設けた。静岡トヨタは、VRドライビングシミュレーターによる自動(被害軽減)ブレーキなど先進安全機能の体験を行った。

また静岡県自動車整備振興会のブースでは、車のバッテリーが上がった状態で新しいバッテリーにブースターケーブルをつなぎ、エンジンを始動させる作業が体験できるプログラムやクイズに答えながら、自動車整備の重要性を学ぶ「てんけんくんクイズ」などを実施。親子で楽しみながら、自動車整備を体験し学んだ。

このほか、会場内の特設コースでは、同校の卒業生でトライアル国際A級の永久保恭平選手とトライアルプロライダーの黒山健一選手によるトライアルバイクのデモンストレーションが行われ、両選手の華麗なテクニックに歓声が上がった。

同イベントの目玉の一つであるクラシックカーの展示は、年式が1985年(昭和60年)までに生産されたオリジナルの国産・輸入車を公募し、約100台の応募があった。会場にはトヨタ「スプリンタートレノ」の初代モデル(TE27型)や、ダイハツ「ミゼット」、いすゞ「ベレット」、フォード「リンカーン・コンチネンタル」など往年の名車が多数出展された。展示車両の前では、オーナーと訪れた愛好家らが話し合ったり、写真を撮るなどの光景が多く見られた。

開催日 2019年9月15日
カテゴリー 展示会・講演会
主催者

静岡工科自動車大学校

開催地 清水マリンパークイベント広場、エスパルスドリームプラザ(静岡市清水区)
対象者 キッズ・小学生,中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界
リンクサイト

開催概要 https://www.kohka.jp/event_info