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2019年9月24日

日本工学院八王子専門学校がこどもしごと体験&発見教室

片柳学園日本工学院八王子専門学校(前野一夫校長)は、小学生や未就学児を対象にした「こども しごと体験&発見教室2019」を開催した=写真。今回は初めて、全7カレッジ(クリエーターズ、デザイン、ミュージック、IT、テクノロジー、医療・保育、スポーツ)の在校生、教員が参加し、34に及ぶ体験を子どもたちに提供した。同校ではこうした活動により、未来を担う夢を持った子どもの健全な育成に貢献している。

13年目を迎えた今回は、子どもたちにより多くの仕事を知ってもらう目的で全7カレッジに協力を仰ぎ、イベントを実施した。この効果もあり、目標人数に定めた1千人を大きく上回る1400人超えが来場し、前回開催の2倍の動員を確保した。

今回は全7カレッジ参加ということもあり、大型ロボット操縦やプログラミング体験など最新技術の体験コーナーも複数あり、子どもたちにワクワク感を与えた。

自動車関連では、スズキ自販南東京(竹山忠志社長)や東京都自動車整備振興会(東整振、西村健二会長)の八王子支部(高橋孝司支部長)、東京都自動車車体整備協同組合(東車協、馬場茂理事長)らがパートナーとして参加した。

スズキ自販南東京では、高齢者の移動手段の一つとして注目を集めるセニアカーの体験試乗会を実施。165人の子どもが試乗した。実際に体感した小学4年生の風間琴葉さんは「自転車と同じくらいの速度だったけど、自動で動いたので楽しかった」と話しており、スズキブランドの周知につながった格好だ。

東車協では、身体に無害の水性塗料を使ったスプレーガン体験会を開催し、約170人がスプレーガンを用いてオリジナルの絵を描いた。同ブースはオープンから長蛇の列ができたほか、コンプレッサーがオーバーヒートするほどの大盛況となり、スタッフからは「休む暇もない」と嬉しい悲鳴が上がった。

東整振八王子支部からは、板金塗装やカスタマイズを手がける優流(斎藤和実社長)が「オートサロン2018」の出展車両に塗装フィルムを張り「落書きできるクルマ」を展示。クルマには大人には発想できないような絵も描かれ、多くの子どもが笑顔で楽しんだ。

このほか、ぶつからない模型自動車の制作や、原付自動車のタイヤ交換作業といった、クルマの構造が学べる企画も人気を集めていた。

日刊自動車新聞9月19日掲載

カテゴリー 社会貢献
主催者

片柳学園日本工学院八王子専門学校

開催地 八王子キャンパス(東京都八王子市片倉町1404−1)
対象者 キッズ・小学生,一般,自動車業界
リンクサイト

ホームページ https://www.neec.ac.jp/hachioji/