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2019年9月19日

トヨタ自動車、本社工場に、MIRAI用FCシステムを活用した定置式FC発電機を導入

-実証運転を開始し、オフィスや工場など商用用途での実用性を検証-

トヨタ自動車は18日、「ミライ」に搭載する燃料電池システム(FCシステム)を活用した定置式の燃料電池発電機(FC発電機)=写真=を開発し、本社工場(愛知県豊田市)で実証実験を開始したと発表した。

発電機で発電した電力を工場内で利用し、水素使用量当たりの発電量などエネルギー効率、発電出力の安定性、耐久性、メンテナンス性などを検証する。

今回導入したFC発電機は、FCスタック、パワーコントロールユニット、2次電池、エアーコンプレッサー各2基を組み合わせて構成する。エネルギーマネジメント事業を手がけるトヨタエナジーソリューションズ(等哲郎社長、愛知県豊田市)とトヨタが共同開発した。発電効率は50%以上を目指す。

実証実験では定格出力を100㌔㍗として毎日24時間連続で運転する。2020年12月まで実験し、結果を踏まえ、発電機の導入拡大や関連部品の製造・評価・試験工程から排出される水素の再利用を検討する。耐久性の検証は12月以降も継続する。

トヨタ自動車ニュースリリース9月18日

開催日 2019年9月18日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

トヨタ自動車㈱

開催地 本社工場(愛知県豊田市)
対象者 キッズ・小学生,中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界
リンクサイト

ニュースリリース

https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/29246566.html?_ga=2.190350827.1327815477.1568683746-1978405396.1562551037