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2019年9月19日

自工会、年末まで交通安全キャンペーン

日本自動車工業会(自工会、豊田章男会長)は13日、秋の交通安全キャンペーンの取り組みを発表した。

交通死亡事故は10~12月の日没前後1時間の間に増加する。夕方早めのヘッドライトの点灯やハイビームの有効活用、夕暮れ時から夜間歩行中の反射材着用などを中心に訴求する。

夜間の自動車対歩行者の死亡事故は、ハイビームを活用すると5割以上が回避できたとの調査結果が出ている。また、65歳以上の高齢者の夜間歩行中の死亡事故件数は、昼間に比べて約1・7倍高い。こういった事故実態に基づき注意喚起する。二輪ライダー向けには、死亡事故での損傷主部位の約7割を占める頭部と胸部を保護するため、ヘルメットと胸部プロテクターの正しい着用を呼びかける。

今回は自工会の訴求内容をユーザーに習慣化してもらう「おまじない」として、〝ハヤ〟めのヘッドライト点灯、ハイビームで〝ピカッ〟と、反射材で〝パット〟明るくを訴える「ハヤ・ピカ・パット」を設定した。日本交通心理学会と協力して作成した。アピール動画などで用いる。

政府が実施する秋の交通安全運動と連動したキャンペーンで、自工会は9月21日から12月31日まで展開する。

日刊自動車新聞9月17日掲載

開催日 2019年9月13日
カテゴリー 交通安全
主催者

日本自動車工業会

対象者 一般,自動車業界