会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2019年9月9日

100台のフェラーリが集結 公認オーナーズクラブが5周年イベント

午前中に芝公園(東京都港区)を出発した車両が、都内の景勝地を巡りながら横浜ハンマーヘッド(横浜市中区)までツーリングに向かった。横浜ハンマーヘッドは10月に開業予定の客船ターミナルで、当日は特別にイベント会場として借り切った。地元のマーチングバンドの演奏に迎えられながら、100台のフェラーリが桟橋に整列。「ピスタ・ピロティ」や「ラフェラーリ」など希少車種をはじめ、さまざまな車両が集まった。桟橋にはFOCJの垂れ幕をあしらったフェリーや集結した車両を写真におさめるためのヘリコプターも出動した。

FOCJは2014年に設立したオーナーズクラブ。19年には、約30年間続いた旧オフィシャルクラブと統合し、全国で550人の会員が所属する日本で唯一の伊フェラーリ公認クラブだ。ツーリングやサーキットイベントなど、毎年20回ほどのイベントを開催し、「フェラーリの価値観を共有している」(川崎会長)。

100台のフェラーリが集結したのを見て、イベントを訪れたフェラーリ・ジャパンの遠藤克之輔マーケティング・ダイレクターは「FOCJ会員によるフェラーリへの多様な愛を目の当たりにした」と感激した様子。川崎会長は「クラブが5年間にわたり続いてきたのは、会員の熱い想いや、フェラーリ・ジャパンやディーラーの協力があってこそ」と話す。「次は10周年を目指して、皆が楽しめるようなクラブにしていきたい」と想いを語った。

5周年記念イベントにはフェラーリ日本法人のフェラーリ・ジャパンも後援している。インポーターとしては、オーナーズクラブのイベント協賛や新車発表イベントへの招待を行っている。遠藤マーケティング・ダイレクターは、FOCJを「大切なパートナー」だと表現する。フェラーリ車両を愛してくれることはもちろん、FOCJがブランドを対外的にアピールしているためだ。

500人を超える会員がフェラーリの価値観を分かち合うFOCJ。内部でブランドを分かち合うだけにとどまらず、新たなフェラーリファンを増やすことにも貢献しているようだ。

伊フェラーリの公認オーナーズクラブのフェラーリ・オーナーズクラブ・ジャパン(FOCJ、川崎徳来会長、東京都港区)が今年、創立からから5周年を迎えた。1日、横浜市に100台のフェラーリと200人の参加者が集結し、FOCJ5周年を祝った。

日刊自動車新聞9月5日掲載

カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

フェラーリオーナーズクラブジャパン

開催地 芝公園(東京都港区)~横浜ハンマーヘッド(横浜市中区)
対象者 一般,自動車業界