2019年9月6日
ファナック、日立、NTT、5G活用へ共同検討 製造現場高度化で
ファナックと日立製作所、NTTドコモは2日、第5世代移動通信システム(5G)を活用した製造現場の高度化に向け、共同検討をすると発表した。
3社は工場・プラント内の完全無線通信化を目指し、第1弾としてファナックの本社工場(山梨県忍野村)および日立の大みか事業所(茨城県日立市)の製造現場で5Gの電波伝搬測定および伝送実験を開始し、工場・プラントでの生産制御システムに必要な高信頼ネットワークにおける5G活用検証を行う。
また、ファナックの自社工場では産業機器との5G接続や無線制御の検証をするほか、日立の大みか事業所では制御ネットワークへの適用性検討や高精細映像のリアルタイム共有などによる遠隔保守作業支援の検証をするなど、製造現場のさまざまな環境で5Gの有用性を検証する。
3社は今後、「この実証実験を通して、それぞれのノウハウを持ち寄り、製造現場でのリアルタイムなデータを活用した生産性や品質管理の向上などに向け、5Gの活用について幅広く検討を進める」としている。
日刊自動車新聞9月3日掲載
開催日 | 2019年9月2日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | ファナック㈱、㈱日立製作所、㈱NTTドコモ |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | ファナックニュースリリース https://fanuc.co.jp/ja/profile/pr/newsrelease/2019/news20190902.html |