ＮＴＴドコモは、愛知県国際展示場（中部国際空港島）で、８月３０日と９月２日から４日までの４日間、自動運転の社会実装をテーマとした実証実験を行うと発表した。アイサンテクノロジーや岡谷鋼機、ティアフォー（武田一哉社長、名古屋市中村区）、名古屋鉄道、名古屋大学など、７社と１大学が参画する。

従来からの遠隔型自動車運転などの技術に加え、５Ｇ（第５世代移動通信システム）や誤差数㌢㍍で自車位置の特定が可能な高精度衛星測位技術、周辺の交通環境をリアルタイムに表示することを可能とするセルラーＶ２Ｘ（車車間・路車間通信）などの通信技術を活用する。遠隔型自動運転仕様としたレクサス「ＲＸ」やゴルフカート型の自動運転車など「レベル３」の車両３台を使用する。

８月３０日に開業する中部国際空港島の愛知県国際展示場で、空港周辺での新しいモビリティの形を探る。

日刊自動車新聞8月27日掲載