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2019年4月17日

第55回日本交通科学学会総会・学術講演会を開催 日本交通科学学会

日本交通科学学会は、メインテーマを「目指せ、世界一の交通安全社会!」と題して第55回日本交通科学学会総会・講演会を6月20日(木)、21日(金)の二日間、八王子学園都市センターで開催します。

参加費は主催者ホームページで確認ください。

日本交通科学学会ホームページ

開催日 2019年6月20日
開催終了日 2019年6月21日
カテゴリー 展示会・講演会
主催者

日本交通科学学会

開催地 八王子市学園都市センター(JR八王子駅徒歩1分)
対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

開催概要 http://jcts.umin.ne.jp/

シンポジウム(公募、一部指定)発表者を公募しています。

【交通事故死者数2,500人以下の達成を目指した新たな取り組み】
我が国の交通事故死者数はモータリゼーションの普及に伴って増加し、昭和45年には16,765人とピークを記録しましたが、官民挙げた“ひと、みち、くるまの交通事故対策”が功を奏し、事故発生件数、負傷者数、死者数ともに減少傾向を示し、平成29年(2017年)には24時間死者数が3,694人、ピーク時の22%となりました。しかしながら、第10次交通安全基本計画では「2020年度までに交通事故死者数を2,500人以下としていることから、この数値目標の達成に向けた新たな取り組みを紹介して頂き、議論を深めたいと思います。

【先進安全自動車(ASV)の将来展望】
前走車自動追従システム、定速速度制御システム、前走車自動追従システム、乗用車衝突被害軽減ブレーキ、リモートコントロール駐車機能、ブレーキアシストシステム、アンチロックブレーキシステム、大型車の衝突被害軽減ブレーキ、横滑り防止装置など自動走行技術に関する技術基準が示され、自動運転技術は飛躍的な発展を遂げつつあります。そこで、先進安全自動車(ASV)の将来展望や未来の交通社会についてお考えを披露して頂き、議論を深めたいと思います。

【事故自動通報システム(ACN,AACN,D-Call Net):裾野の拡大と質の向上を目指して】
2000年から我が国で実用化が始まった事故自動通報システム(ACN)は、傷害予測機能を有する先進事故自動通報システム(AACN)の研究へ発展し、特定非営利活動法人救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)が推進する救急自動通報システム(D-Call Net)の本格運用が41のドクターヘリ基地病院の参加を得て2018年4月から開始されました。しかしながら、本システムを我が国の標準的救急医療システムとするためには解決すべき課題が残されています。そこで、死亡重症確率の閾値とドクターヘリ要請基準、D-Call Net情報端末、オールジャパンのD-Call Net体制(自動車メーカー、緊急通報プロバイダー、受け入れ病院確保など)、裾野の拡大と質の向上を目指した取り組みをご発表頂き、議論を深めたいと思います。

【鉄道交通、海上交通、航空交通の安全対策】
鉄道交通・海上交通・航空交通の安全対策につきましては、これまで政府が定めた安全基準等や民間企業における様々な取り組みが示され、本学会学術集会でも報告されています。そこで今回は、これまでの取り組みを更に一歩進めた先進的な取り組みや、全く新しい発想に基づく安全対策などについてご発表いただき、議論を深めたいと思います。