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2018年10月20日

長野整振、自動車の利便性理解を 中学校訪問を開始

長野県自動車整備振興会(和田晶宜会長)は、多くの若者に自動車の利便性を理解してもらうとともに、自動車に興味を持ってほしいとして中学校訪問を開始した。

これまで高校訪問を行っていたが、教師や長野県教育委員会の助言を受けて中学生への情報提供を検討してきた。
同振興会によると、「高校生はある程度進路が決まっている。中学生あたりからPRするのが効果的かもしれない」との提言から、振興会や関係団体が行うイベント開催時に近隣の中学校を訪問し、見学を勧誘するとともに整備や整備士について説明し進路指導に活用してもらう考えだ。

説明内容は「自動車に興味を持ってもらうためには=日常生活における自動車の役割」「自動車の整備(健康診断)とは=自動車を安全に、安心して使うためにはどのような決め事があるか」「自動車整備士とは=自動車整備士の社会的な使命」―などで職業体験に関し、情報提供も行う。

市町村教育委員会や中学校長宛て「中学生に対する自動車に係る情報の提供等について(ご相談)」文書で整備に携わる若者も大幅に減少している現状を訴え、上田市で開催された「第5回信州バスまつり」では自動車点検教室を実施する機会を得て近隣中学校の訪問活動に取り組んだ。

9月末現在、3市5校(佐久市教育委員会、佐久市立浅間中学校、上田市教育委員会、上田市立第一中学校、上田市立第二中学校、松本市教育委員会、松本市立明善中学校、松本市立筑摩野中学校)を訪問しており、今後は勧誘実績をもとに実施方法を検討し取り組んでいくとしている。

日刊自動車新聞10月18日掲載

カテゴリー 社会貢献
主催者

長野県自動車整備振興会

開催地 佐久市教育委員会、佐久市立浅間中学校、上田市教育委員会、上田市立第一中学校、上田市立第二中学校、松本市教育委員会、松本市立明善中学校、松本市立筑摩野中学校
対象者 中高生,自動車業界