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2018年9月19日

静岡の西部整備指定工場会、10月23日に初の技術研修 学生にも門戸広げる

静岡県西部の指定整備事業者で構成する西部自動車整備指定工場会(中村泰之会長)は10月23日、今後の自動車整備について学ぶ「静岡県自動車整備技術研修会」を初開催する。会員の指定整備事業者にとどまらず、将来の自動車整備士を目指す学生らに門戸を広げ、今後の整備に必要な知識などを学ぶ機会を提供する。同研修会は、毎年秋に会員を対象に開催している研修会を発展させたもので、今後の自動車整備に必要な知識や自動運転に関する最新の動向を学べる場とする。同工場会の検査員会との共催で、講演や取り組み事例の発表など15のプログラムを予定している。

同研修会は静岡運輸支局の小野木康仁首席陸運技術専門官の講演後、「先進自動車」「これからの整備」「エーミング(機能調整)」の三つのテーマによる分科会を行う。参加者は学びたいテーマを選択し受講する。

このうち「エーミング」は基礎を学ぶ座学と、ホテルの駐車場で実車を使って行う実演の2本立て。「先進自動車」は自動運転の現状と問題点や関連の法整備の動向などの講義を行う。また、「これからの整備」では車の診断ビジネスや継続検査のワンストップサービス(OSS)を予定している。

このほか、ホンダプリモ浜名湖(中村泰之社長、浜松市西区)が外国人技能実習生の受け入れについて、坂井モーター(坂井光蔵社長、浜松市東区)が環境整備の取り組みをテーマに事例発表を行う。
整備事業者については認証、指定、地域にこだわらず受講を希望すれば参加を受け入れる。さらに、県内の自動車整備大学校を通じて、整備士を目指す学生の参加を呼びかける。

入場は無料だが、エーミングの座学、実演を受講する場合は事前の申し込みが必要。座学、実技とも2回の開催を予定しており、各回50人限定(先着順)。

日刊自動車新聞9月14日掲載

開催日 2018年10月23日
カテゴリー 展示会・講演会
主催者

静岡県西部自動車整備指定工場会

対象者 中高生,大学・専門学校,自動車業界