日本自動車販売協会連合会（自販連）長崎県支部（円田浩司支部長）は７月に県内５カ所で長崎県が開催する「交通指導員研修会」に協力し、安全運転サポート車（サポカー）への理解促進を図る。各会場では会員ディーラーの担当者がサポカーに関する講話を行うとともに、体験試乗会も実施する。同研修会でこうしたサポカーの体験会を行うのは初めて。自販連長崎県支部は県からの協力要請を受けて、快諾した。

研修会は７月５日に平戸市、１７日に佐世保市、１９日に南島原市、２３日に長崎市、３１日に諫早市で実施。今回はダイハツ長崎、長崎日産、西九州トヨタ、西九州スバル、ホンダ四輪販売長崎がサポカーの提供や講師派遣で協力する。

自販連長崎県支部は３月に長崎県と長崎県警の３者でサポカーの普及啓発に関する協定を結んでおり、高齢者の事故防止に向けてサポカーの啓発活動を官民一体で推進している。自販連長崎県支部によると、本年１～３月の新車販売に占めるサポカーの割合は７５％を超えているという。

日刊自動車新聞6月14日掲載