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2018年5月31日

百万石金沢クラシックカー倶楽部が誕生、金沢百万石まつりに合わせ6月3日に記念イベント

金沢エリアを本拠とする「百万石金沢クラシックカー倶楽部」が誕生し、その発足記念イベントが6月3日、北陸地域最大級の催しである「金沢百万石まつり」の協賛行事として、金沢市中心部のしいのき迎賓館で開催される。

イベント名は第1回「百万石金沢クラシックカーフェスティバル」。同倶楽部が参加を呼び掛け、石川・富山をはじめ全国各地から集まる約80台のクラシックカーが展示される。地元ディーラーも所有車両を披露するほか、取り扱いブランドの出展車両を対象とした「賞」の提供などでも協力し、イベントを盛り上げる。
百万石金沢クラシックカー倶楽部は、会長を務める若松梱包運輸倉庫(白山市)の若松道行専務らの主導で発足した。若松会長が各地のクラシックカーイベントを訪れた際、金沢での開催を望む声が多かったことなどを受けて倶楽部を設立し、山野之義金沢市長の賛同も得て、今回の初イベント実現の運びとなった。

若松会長がクラシックカーを本格的に愛好し始めたきっかけは、還暦を迎えたのを機に、社会人に成り立ての頃欲しかった「カルマンギア」を手に入れたこと。ただ、社業においても車を大事にし、長持ちさせることは基本中の基本であり、当時カルマンギアに憧れつつ購入した「フォルクスワーゲン・タイプ1」(ビートル)も、若松家親族の間で引き継がれた後、現在はレストアが施され若松会長の保有するクラシックカーの一台となり活躍している。

倶楽部の事務局は、若松梱包運輸倉庫の本社内に設置。同社は共同配送(混載)のシステムを構築し、利用を広めるなどで事業を拡大、細かい温度管理が求められる食品や医薬品の高品質輸送を得意とする。本社エントランスには昭和40年代に社業の発展を支えたマツダの三輪トラック「T1500」が展示されている。
若松会長は、百万石金沢クラシックカーフェスティバルの開幕を前に「本当の豊かさについて考える契機となり、金沢を誇りに思う心を育む一助になれば」と、その趣意を説明。当日は午前9時から開会式が行われる。

日刊自動車新聞5月31日掲載

開催日 2018年6月3日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,展示会・講演会
主催者

百万石金沢クラシックカー倶楽部

開催地 しいのき迎賓館(石川県金沢市)
対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

金沢百万石まつり開催案内 http://100mangoku.net/