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2018年5月30日

三菱電機が自動運転戦略を発表 人工衛星などを活用した新技術確立へ

三菱電機(本社:東京都千代田区/執行役社長:杉山武史)は2018年5月21日、東京都内で2018年度を含む中長期経営戦略を発表した。成長分野である自動運転やZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)、スマート工場化などの取り組みを一層加速し、組織の枠を超えた部門横断的な活動の推進や社外とのさまざまな連携により、新たな成長ドライバーの創出を目指すこととしている。

自動運転分野においては、準天頂衛星やlTS(高度道路交通システム)などの情報インフラを活用した「インフラ協調型」と、センシング技術と車両制御技術などを組み合わせた「自律型」の両面から安全・快適な自動運転化社会の実現に貢献することとし、同社の強みである人工衛星などを活用した新技術の確立をグループ各社や提携会社らと進めていく構え。

三菱電機は2017年8月、ドイツの自動車部品大手BOSCH(ボッシュ)や技術開発企業のGeo++社、測位用半導体開発などを手掛けるスイスのu-blox社とともにマスマーケット向け高精度GNSS(全地球航法衛星システム)測位サービスを行う合弁会社「Sapcorda Services(サプコルダサービス)」の立ち上げを発表した。

同年9月には、準天頂衛星システムからのセンチメータ級測位補強サービス(CLAS)信号を用いた自動運転の実証実験を開始。また、同年10月には次世代の運転支援技術を搭載したコンセプトカー「EMIRAI4(イーミライフォー)」を発表した。

開催日 2018年5月21日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

三菱電機株式会社

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2018/0521.pdf