会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

イベント・行事

2018年2月26日

高齢者が元気になるモビリティ社会 名古屋大でモビリティ研究シンポ

未来のクルマ・人・社会の在り方について考える名古屋大学COI(センター・オブ・イノベーション)シンポジウムが3月14日午後1時から名古屋市千種区の同大東山キャンパスで坂田・平田ホールで開催される。

名古屋大学COIは、文部科学省と国立研究開発法人科学技術振興機構の「革新的イノベーション創出プログラム」を受託した名古屋大学未来社会創造機構により形成された産学官連携の研究開発期間。同プログラムの「人がつながる”移動”イノベーション拠点」として10年後の「高齢者が元気になるモビリティ社会」の実現を目指している。

トヨタ自動車未来創生センターの黒柳滋担当部長が拠点長、森川高行教授が研究リーダーを務めている。研究開発テーマは「モビリティ研究」や「情報基盤技術」「くらし・健康基盤研究」など。

このうち「モビリティ研究」では次世代交通システムの提案・社会実験(ゆっくり自動運転など)や高齢者データベースに基づく人間特性の研究及び公道走行による検証などに取り組んでいる。「ゆっくり自動運転」は低速度・地域限定のドライバーレスによる移動サービスを提供する自動運転技術。17年11月に愛知県豊田市で「ゆっくり自動運転」を搭載した超小型電気自動車による自立走行デモンストレーションが実施され、地域住民らが参加した。

今回のシンポは「人がつながる”移動”イノベーション-ゆっくり自動運転のチャレンジ」と題し、対談講演や名古屋大学COIの全体概要の紹介や過去4年間の研究成果の発表など行う。

シンポジウムの定員250人で名古屋大学COIウェブサイトから申込みができる。定員になり次第締め切る。

交通毎日新聞2月26日掲載

開催日 2018年3月14日13:00~17:30
カテゴリー 展示会・講演会
主催者

名古屋大学COI

開催地 名古屋大学東山キャンパス(名古屋市東区)
対象者 自動車業界
リンクサイト

名古屋大学COIホームページ

http://www.coi.nagoya-u.ac.jp/