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2019年11月30日

日刊自連載 大阪モーターショー 輸入車ブランド15銘柄が出展

輸入車ブランド(1) モーガン 高級感あふれる「4/4」/アウディ A1スポーツバック軸に/マクラーレン 新シリーズ「GT」が登場

大阪モーターショーでは、国産ブランドを上回る15銘柄の輸入車ブランドが出展する。少量生産の希少なスポーツカーから、高級スーパースポーツ、身近なブランドの最新モデルまでが揃い踏みしてショーを華やかに彩る。出展車両の中には各社の個性を際立たせたモデルも多く、輸入車の魅力を存分に体感することができそうだ。

モーガン4/4

2号館には英国車3ブランドが出展する。ロータスは、多くのファンを持つライトウェイトスポーツカー「エリーゼ」を展示する。ロータス・セブンの製造権を受け継ぐケータハムのブースには「ケータハム・セブン270」が登場する。鋼管のスペースフレームに軽量ボディーを組み合わせた特徴的なスタイルの車体を披露する。少量生産メーカーのモーガンは「4/4」を出展する。80年以上変わらないノスタルジックな外観とレザーをふんだんに使った高級感あふれる内装に注目だ。

アウディA1スポーツバック

アウディ(3号館)は、25日に発売された「A1スポーツバック」を展示する。10・25インチ液晶ディスプレイを備えたインストゥルメントパネルなど、最新アウディの車載インターフェースを搭載する。フラッグシップSUV「Q8」と合わせて展示し、最新の2モデルを並べてブランドの魅力をアピールする。

マクラーレンGT

高級ブランドの出展も注目を集めそうだ。英国の高級スポーツカーブランドのアストンマーティン(4号館)は、同社初の最新SUVモデル「DBX」をいち早く披露する。V型12気筒エンジンを搭載するフラッグシップスポーツ「DBSスーパーレッジェーラ・ヴォランテ」と2台を展示する。同じく英国の名門、マクラーレン(4号館)は、スーパーカーの走りと車内の快適性を両立した新シリーズ「グランドツアラー」に属する「GT」とオープンボディーの高性能モデル「720Sスパイダー」の2台を取り揃える。

イタリア勢では、高級スポーツカーメーカーのマセラティ(4号館)がSUVモデル「レヴァンテ」とセダンの「ギブリ」を出展する。4号館は高性能かつラグジュアリーなブランドから個性派モデルが集結し、来場者にとっても刺激的なエリアとなりそうだ。

4号館には、アメリカの電気自動車(EV)メーカーのテスラもブースを構える。最新の「モデル3」とSUV「モデルX」を展示し、来場者に存在をアピールする。中折式で上方に開くモデルXのファルコンドアは必見だ。

日刊自動車新聞11月28日掲載

 

輸入車ブランド(2) メルセデス・ベンツ 世界初、燃料電池PHV/ボルボ 「S60」など6モデル集結/アルファ ロメオ/ジャガー/ランドローバー

大阪モーターショーでは、東京モーターショーを上回る15ブランドの輸入車が登場する。5号館には市販予定の未発売モデルから登場間もない最新モデル、人気モデルまでが集結し、各社の魅力や個性を体感できる。

GLC F―Cell
メルセデス・ベンツは、日本とドイツのみで販売を予定する世界初の燃料電池プラグインハイブリッド車「GLC F―Cell(セル)」を大阪でもいち早く披露する。水素燃料による発電のほか外部充電や回生ブレーキからも電力を蓄電して走行できる次世代型電動車だ。電気自動車(EV)の「EQC400 4MATIC」や4ドアクーペでニュルブルクリンク北コース最速を誇る「メルセデスAMG GTクーペ63S4MATIC+」なども展示する。

同じくEVを出展するのがジャガーだ。クロスオーバースタイルのSUV「アイペイス(I―PACE)」は、同ブランド初のEVで「シビれるジャガー」がキャッチコピー。EVレースの最高峰「フォーミュラE」にも参戦する同ブランドの意気込みを味わえるモデルに仕上がっている。ラグジュアリーSUVの「F―PACE」なども展示する。

高級SUVの代名詞とも言えるランドローバーからは「レンジローバー」と「レンジローバー・イヴォーク」が登場する。パワートレーンにディーゼルエンジンやプラグインハイブリッドを追加するなど進化を続けており、注目度も上昇している。

ボルボS60
ボルボブースには6モデルが集結し、賑わいを見せそうだ。11月に投入したばかりの新型セダン「S60」の高性能モデルを披露する。発売以来人気の衰えない「XC40」をはじめ、「XC60」と「XC90」のSUV3モデルも揃い踏みする。ボルボの最新デザインや質感の高さを体感できる。

アルファ ロメオ ステルヴィオ クアドリフォリオ
イタリア勢からはフィアットクライスラーオートモビルズ(FCA)の、アルファ ロメオとフィアット、アバルトの3ブランドが出展する。アルファ ロメオでは、SUVモデル「ステルヴィオ」にV型6気筒ターボエンジンと電子制御式4輪駆動システム「Q4」を搭載した高性能グレード「クアドリフォリオ」が登場する。

フィアットは、SUVスタイルの「500X」と女性からも人気の高い「500」を展示する。アバルトブランドからは、専用エキゾースト・システムやSabelt製スポーツシートを搭載した「595コンペティツィオーネ」と、オープンモデルの「124スパイダー」が登場する。

日刊自動車新聞11月29日掲載

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 キッズ・小学生,中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界