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2019年4月25日

多様な人材活用へ 国交省物流審議官、環境整備を急ぐ

国土交通省の松本年弘物流審議官は9日に会見を開き、中間地点を迎える「総合物流施策大綱2017年度~2020年度」の成果と今後の課題について説明した。
松本審議官は、同大綱について「具体的な99の政策を取りまとめた『総合政策推進プログラム』をつくった。3月には策定後初のフォローアップを行い、各政策がおおむね実施されていることを確認した」とその成果を報告した。

また、推進プログラムの改定を行うとともに、今回新たに七つの政策を追加した。追加したのは、港湾の完全電子化の推進や「ホワイト物流」推進運動の展開、トラック運送業における女性など多様な人材の確保へ向けた環境整備、物流・商流情報の見える化とプラットフォームの構築など。
「ホワイト物流」推進運動については、「トラックドライバー不足に対応し、安定的な物流を構築していくためには荷主の意識改革が不可欠だ」と強調した。

日刊自動車新聞4月22日掲載

開催日 2019年4月9日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

国土交通省

対象者 自動車業界