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自動車産業インフォメーション

2019年4月4日

NEDO、日産、兼松、 米国カリフォルニア州でのEV実証事業にチャデモ式超高速充電器を導入

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と日産自動車(株)、兼松(株)は、米国カリフォルニア州で2015年から実施中の電気自動車(EV)の利用範囲拡大を目指す実証事業において、「CHAdeMO(チャデモ)」規格による出力100kWのEV用超高速充電器を導入し、運用を開始しました。従来の2倍の出力で充電できるようにすることで、EVの充電時間の短縮を図ります。

あわせて、EVドライバー向けスマートフォンアプリ「DRIVEtheARC」に、充電ステーションでの充電予約機能を追加しました。同アプリを通じて特定の充電器での事前予約が可能となり、充電時の混雑緩和による快適なEV利用につながることが期待されます。

今回のハード、ソフト両面の強化を通じて、従来から取り組んでいる急速充電器の設置などによるEV行動範囲拡大の有効性の実証やさまざまなEV行動データの収集・分析の精度向上を目指します。また、電池容量が異なるEVの運転・充電行動の多面的な分析のほか、充電器の予約から利用までのドライバーの行動の分析にも新たに着手し、EVの利用距離延伸の可能性評価に取り組みます。これにより、ドライバーにとってのEVの利便性向上につなげます。

※事業概要、今後の予定はNEDOホームページ参照ください。

NEDOニュースリリース4月3日発表

開催日 2019年4月3日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

新エネルギー・産業技術総合開発機構、日産自動車(株)、兼松(株)

開催地 カリフォルニア州(米国)
対象者 自動車業界
リンクサイト

NEDOニュースリリース

https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101091.html