2019年4月3日
ドローン着率誤差は11センチに ゼンリンデータコム「みちびき」で実験
ゼンリンデータコムとモバイルクリエイトは、準天頂衛星「みちびき」の測位補強サービス(CLAS)とドローンの自動飛行技術を組み合わせた複合物流の実証実験を行った。
実証実験は、内閣府と昨年11月にサービスを開始した準天頂衛星システムサービスによる公募にもとづき、2~3ヶ月にかけて大分県「杵築市山香ふれあい広場」で行った。みちびきのセンチメータ級測位補強サービスの位置補正技術を活用し、トラックの荷台から離陸して目的地へ着陸。積み荷を降ろした後、先に進んでいるトラックに荷台に着陸した。
GPSのみを使用した場合の着陸誤差146cmに対して、CLASによる位置補正により目的地に見立てたマットの上に自動飛行で着陸(誤差11cm)した。これにより、車両では配送が成り立たないへき地や限界集落などへの配送をドローンが担うことが可能となった。
ゼンリンデータコムは今後、車両からドローンに引き渡すポイントの特定、ドローンの安定した自動飛行のための地図が有効活用されるシステムをつくり上げたいとしている。
運輸新聞4月2日掲載
開催日 | 2019年4月2日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 内閣府、㈱ゼンリンデータコム、モバイルクリエイト㈱ |
開催地 | 杵築市山香ふれあい広場(大分県) |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | ゼンリンデータコム 準天頂衛星『みちびき』とドローンを活用した |