日本自動車工業会（豊田章男会長）が２９日にまとめた１月の国内生産台数は、前年同月比７・０％増の７９万１１４台となり、２カ月ぶりのプラスとなった。車種別では乗用車が２カ月ぶりに増加。その内、普通車が７・４％増、小型車が５・８％増となった。トラック、バスともに２桁増だった。

メーカー別では、スバルが電動パワーステアリング装置の不具合による群馬製作所の操業停止によって大幅に生産台数を落とした。「Ｎ―ＢＯＸ」など軽自動車が好調なホンダが大幅な伸びを見せた。なお、国内生産台数を公表していない三菱ふそうトラック・バスは台数に含まれない。

日刊自動車新聞4月1日掲載