ダイハツ工業は２０日、高齢者の事故低減に向けて産官学民と連携して展開する「地域密着プロジェクト」を２０１９年度は３７の販売会社、５７市町村で実施すると発表した。同プロジェクトは、日本自動車連盟（ＪＡＦ）や地方自治体、日本理学療法士協会、地域社会と協力しながら、各販売会社で高齢者を対象にした安全運転講座を行うというもの。高齢者が自由に移動でき、自立した生活を送れるよう、地域社会で連携してサポートする。

プロジェクトの一環として、各地域の市町村と販売会社は「包括連携協定」や「見守り協定」などを締結している。同日、丸亀市（香川県）と香川ダイハツモータースが包括連携協定を締結した。地元の課題解決に向けてともに活動を展開する。丸亀市は協定を締結した六つ目の地域となる。
プロジェクトは１８年度から全国展開している。

日刊自動車新聞3月23日掲載