会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2019年3月19日

日産「デイズ」三菱自「eKワゴン」、水島でオフライン式

日産自動車と三菱自動車は14日、新型の日産「デイズ」、三菱自「eKワゴン」のオフライン式を三菱自の水島製作所(岡山県倉敷市)で実施した。両モデルは日産と三菱自の合弁会社であるNMKV(遠藤淳一CEO、東京都港区)が企画、開発を担当。軽自動車初となる同一車線運転支援技術のほか、マイルドハイブリッドシステムを採用した。ともに3月28日に発売する予定。日産としては国内で約1年半ぶりの新型車となる。
同工場では合わせて、日産はスポーティーテイストの「デイズ・ハイウェイスター」、三菱自はクロスオーバー風の「eKクロス」という派生車種の生産も開始した。

新型車は、現行車と異なり、開発や購買を日産が主導した。アライアンスの一社である仏ルノーの基本設計を用いながら新型エンジンを開発した。CVTも新開発し軽自動車に最適化した。
オフライン式には三菱自の益子修CEO、日産は星野朝子専務執行役員らが出席した。益子CEOは「日産の先進技術と三菱自がもつ軽自動車づくりのノウハウを融合できた」と新型車について自信を見せた。また、将来市販予定の軽自動車のEVについても「できることがあれば、水島製作所で生産したい」(同)と述べた。
水島製作所の生産能力は最大39万台。18年度の生産台数見込みは31万台。19年度は新型軽自動車の生産なども貢献し、37万台を予定する。

日刊自動車新聞3月15日掲載

開催日 2019年3月14日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日産自動車㈱、三菱自動車㈱

開催地 三菱自動車水島製作所(岡山県倉敷市)
対象者 自動車業界
リンクサイト

日産自動車ニュースリリース

https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-bf2bf1e053fd301abd3ca437660bf0ac-190314-01-j