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2019年3月14日

MaaS研究会発足 モネ・テクノロジーズも参加

ブロードバンド推進協議会(代表理事=宮内謙ソフトバンク社長兼CEO)は8日、国内でMaaS(サービスとしてのモビリティ)の実現を推進する研究会を発足すると発表した。トヨタ自動車とソフトバンクが出資するモネ・テクノロジーズなど26社・団体が参加し、次世代モビリティーサービスの普及に向けた課題やあり方を模索する。

名称は「MaaSを日本に実装するための研究会」とし、イノベーション部会の配下に設置する。座長には石田東生筑波大学名誉教授・特命教授が就く。5月14日に第一回研究会を開催。30年3月までの間、「モビリティーサービスに関する取り組み状況」「地域が抱えるモビリティーサービスの課題」「日本で期待されるMaaSの在り方」などの議題を掲げ、意見交換を行う。
研究会で取りまとめた報告書は関係省庁へ提出する。次世代サービスに向けた事業者間の連携を実現するなどして、国内でのMaaS実装を目指す。

参加者はモネ・テクノロジーズのほか、ソフトバンクグループのSBドライブや駐車場の予約・シェアリングサービスを運営するakippa(アキッパ)などの企業に加え、国土交通省など行政機関もオブザーバーとして参加する。
同協議会では、研究会に参加する企業や団体を今後も広く呼び掛けていくという。

日刊自動車新聞3月11日掲載

開催日 2019年3月8日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

ブロードバンド推進協議会

対象者 自動車業界
リンクサイト

「MaaSを日本に実装するための研究会」を発足 http://bba.or.jp/ja/?p=3084