2019年2月13日
損保ジャパン日本興亜、AI使用事故時の責任割合算定開発
損害保険ジャパン日本興亜は8日、人工知能(AI)を使った事故時の責任割合算定システムを開発すると発表した。事故の発生から保険金の支払いまでの期間を大幅に短縮し、契約者利便を高めるとともに業務効率化を目指す。
交通事故鑑定などを手がけるジェネクスト(笠原一代表、横浜市港北区)と共同開発することで合意した。同社はドライブレコーダー映像から正確な速度や距離、位置情報を割り出す特許技術を持つ。AIに過去の事故データと過失認定割合などを学習させ、事故が起きた際、ドライブレコーダー映像で事故を正確に再現するとともに、損保ジャパン日本興亜のノウハウを加えて責任割合をAIが自動で割り出す。通常、事故発生から2カ月ほどかかる保険金の支払いが最短で1週間に縮まるという。
日刊自動車新聞2月9日掲載
開催日 | 2019年2月8日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 損害保険ジャパン日本興亜㈱ |
対象者 | 自動車業界 |