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2019年2月7日

奈良県自動車整備振興会、高校で初の「出前講座」 1年生に整備士PR

奈良県自動車整備振興会(奈整振、木村昭彦会長)は30日、奈良運輸支局(松尾武文支局長)と協力して県立御所実業高校(御所市)でメカニックの職業理解を目的とした「出前講座」を初開催した。奈整振の森本武彦専務理事らがメカニックの仕事内容ややりがい、資格取得方法などを同校機械科の1年生71人に説明した。

同支局検査・整備・保安部門の松本健一陸運技術専門官が整備士の概要などを解説した。安全な車社会の維持に必要不可欠なメカニックの役割や重要性なども伝えた。メカニックを紹介する動画を用いながら、具体的な働き方やキャリアアップについても紹介した。
引き続き、森本専務理事が「働きながら自動車整備士になるには」と題して講演した。メカニックを目指す選択肢の一つとして、整備工場で勤務しながら技術講習所に通う方法があることを生徒らに説明した。研修期間などの条件も解説し、整備士養成校への入学だけがメカニックになる方法ではないことを伝えた。
出前講座は同校の「社会とつながる実学教育の推進事業」の一環。森本専務理事は「今後、進路について本格的に検討する1年生に整備士をPRできた」と講座の意義を強調し、「今回をきっかけに整備業界に進んでくれる若者が一人でも増えるとありがたい」と述べた。

日刊自動車新聞2月4日掲載

開催日 2019年1月30日
カテゴリー 展示会・講演会
主催者

奈良県自動車整備振興会

開催地 奈良県立御所実業高校(御所市)
対象者 中高生,自動車業界