関東運輸局は２月１日から２５日までの期間、羽田空港国際線ターミナルで訪日外国人向け新タクシーサービスの実証実験を行う。

実証実験は訪日外国人のタクシー需要に的確に対応するための環境整備を目的に行うもの。さらにはタクシー業界の活性化も視野に入れた実験として展開される。実験は、ワンボックス型車両、多言語対応（翻訳アプリ等）が可能、クレジット決済が可能なタクシーのみ乗り入れできる専用乗り場をタクシー乗降場に設置して行う。利用者には通常のタクシー料金に加え別途車両指定料金１５００円の支払いを求める。訪日予定の外国人への事前周知を図るため英・中国語によるインターネット広告を１月下旬から実施する。

日刊自動車新聞1月28日掲載